DIIIG Cloud Platformにおいて、「MCP(Model Context Protocol)」と地図・チャットを統合するサンプルコードおよびAI・MCP連携マップデモサイトを公開しました。
これにより、開発者はAIモデルと地図サービスを統合し、チャットを通して地図データを活用するための基本的な仕組みを手軽に試すことができます。
MCPを利用した、地図(POI) × AI による新しい体験
MCPは、AIエージェントが外部のデータソースやツールと安全かつ柔軟に連携するための仕組みです。今回公開したサンプルコードでは、MCPを活用してDIIIG Cloud Platform(DCP)のPOIデータとチャットを連携。ユーザーがチャット上で「近くのおすすめスポットを教えて」などの指示を行うと、AIが地図上に情報を表示するなど、自然な対話を通じたマップ操作が可能になります。
▼活用イメージ
- チャット上でスポット検索
「近くのおすすめスポットを教えて」→ 地図上に結果を可視化 - 独自アプリへの組み込み
MCPを通じて、自社サービスと地図・AI機能を簡単に統合
▼AI・MCP連携マップデモサイトも公開中!
DIIIG Cloud Platformでは、MCPと地図データの連携を実際に体験できるAIマップデモサイトも公開しました。チャットと地図がリアルタイムで連動し、AIを介して地図情報を探索できる新しいユーザー体験をぜひお試しください。
開発者の皆様へ
DIIIG Cloud Platformでは、今回の取り組みを皮切りに、AI・地図・データの連携による新しい開発体験の実現を目指します。
今後も、以下のような取り組みを進めてまいります。
- オープンなAPIの整備(公式日本語ドキュメントの提供)
- AI連携のユースケース拡充
- 開発者向け公式Discordコミュニティでの質問・相談受付
AIと地図がリアルタイムに対話することで、情報探索や空間データ活用の可能性が広がります。
DIIIG Cloud Platformは、こうした新しい活用方法を開発者や企業の皆様と共に探り、創り出していくことを目指します。